急成長中の新興スポーツ「ピックルボール」に、国内有力企業の参入が相次ぐ中、名刺管理やビジネスインフラで知られるSansan株式会社が、注目の若手選手2名とスポンサー契約を締結したことが明らかになりました。契約を結んだのは、グローバル競技プロジェクト「Pickleball X」の第1期メンバーである畠山成冴(はたけやま なさ)選手と佐脇京(さわき けい)選手。いずれも高いラケット競技経験を持ち、国内外での活躍が期待される逸材です。
“出会い”がスポーツを動かす。Sansanが目指すピックルボール支援とは?
Sansanは2024年よりピックルボールの普及に着手し、体験イベントや企業交流会を積極的に開催。2025年からは本格的に競技レベルの向上にも取り組み、日本初の強化プロジェクト「Pickleball X」へ全面協賛を行っています。
今回のスポンサー契約では、金銭的支援に加え、選手の名刺作成やネットワーキング支援など、ビジネス領域でのサポートも提供。「スポーツ×出会い×イノベーション」の観点から、新たな価値創出を狙います。
畠山成冴選手(28)|テニス・パデルでの実績を活かし二刀流で世界へ
北海道出身。全国レベルのテニス経験に加え、社会人から始めたパデルでも日本代表&全国優勝を果たすなど異例の成績を持つ畠山選手。2024年から本格的にピックルボールへ参入し、国内大会で日本人最高成績を残すなど既に実力を発揮中です。
「ピックルボールとパデルの“二刀流”を活かして、世界の舞台を目指す」と語る畠山選手のInstagramはこちら。
佐脇京選手(14)|最年少の“天才二刀流”が世界を驚かす
東京出身、中学生の佐脇選手は全国小学生テニス準優勝の実績を持つ注目株。2025年にはアジアジュニアオープンで16歳以下シングルス&ダブルス優勝、18歳以下でも準優勝を達成。プロツアーでの戦績も上げており、“世界に通用する若き才能”として注目が集まっています。
彼のプレーを見たい方はInstagram @keipball へ。
8月には国内最大級の国際大会「PPA TOUR ASIA, Sansan FUKUOKA OPEN」開催へ
Sansanはスポンサー活動の一環として、世界最高峰のプロツアー「PPA Tour」と連携し、2025年8月に日本初の国際大会「PPA TOUR ASIA, Sansan FUKUOKA OPEN」の開催を発表。賞金総額は1,000万円と、日本国内では前例のない規模に。
この大会は、日本におけるピックルボール文化の成長を象徴する一大イベントとして位置付けられています。
「企業がスポーツを育てる時代」Sansanの取り組みが示す未来
今回のスポンサー契約は、単なる広告的支援を超えて、アスリートの成長とスポーツの普及を同時に支えるモデルケースとなりそうです。特に、若手選手が世界を目指すための実戦経験・資金・人的ネットワークの確保という意味で、大きな意義を持つでしょう。
Sansanのような企業が、ピックルボールを通じて生まれる“新たな出会い”をどう育てていくのか。今後の展開にも注目です。