【速報】ミズノ、日本ピックルボール協会と普及パートナー契約を締結|全国30施設で体験会・大会を展開へ

ミズノ株式会社(大阪市) は2025年10月1日付で、一般社団法人日本ピックルボール協会(JPA) とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
契約期間は2026年9月30日までの1年間で、全国のミズノ運営施設を活用しながら、ピックルボールの普及・発展を目指す取り組みが始まります。


■ スポーツメーカー・ミズノがピックルボール普及に本格参入

今回のパートナーシップは、ミズノが展開する全国のスポーツ施設ネットワークを活かし、
「体験会」「講習会」「大会開催」などを通じて、誰もが気軽にピックルボールを楽しめる環境を整備するものです。

2025年10月時点で、ミズノが指定管理や運営を担う全国30か所の施設でプレーが可能。
今後はこれらの拠点を中心に、地域ごとのイベントを拡大していく方針です。

また、ピックルボール専用用品の開発にも着手。
スポーツ用品メーカーとしての技術力を活かし、「パドル」や「シューズ」「ウェア」など、プレーヤーのパフォーマンス向上と快適性を追求した製品の展開も期待されています。


■ 「誰でもできる」ニュースポーツ、ピックルボールとは?

ピックルボールは1965年にアメリカで誕生したスポーツで、現在では全米で競技人口が 1000万人以上 と言われるほどの人気を誇ります。
テニスや卓球、バドミントンの要素を取り入れた競技で、専用の「パドル」と穴あきプラスチックボールを使用します。

  • コートサイズ:バドミントンと同じ 6.1m × 13.4m
  • 使用するボール:プラスチック製の穴あきボール(ウィッフルボール)
  • 使用するラケット:パドル(板状)
  • プレースタイル:ダブルスが主流(シングルスも可)

ボールに穴が空いているためスピードが抑えられ、初心者でもラリーが続けやすいのが特徴。
一方で、上級者同士では「戦術性の高いネットプレー」が求められるなど、幅広いレベルで楽しめる点が魅力です。


■ 生涯スポーツ・三世代スポーツとしての価値

ミズノはピックルボールを「生涯スポーツ」「三世代スポーツ」と位置づけています。
年齢や体力に関わらず楽しめる点から、
子ども・親・祖父母の三世代で同じコートに立てる希少な競技として注目を集めています。

健康寿命の延伸や地域交流にも寄与することから、
自治体や教育機関でも導入が進んでおり、全国各地で体験会やサークル活動が急増中です。


■ 第1弾イベント「ミズノ高槻オープン2025」開催決定!

パートナーシップの第一弾企画として、
「ミズノ高槻オープン2025」 が12月20日(土)に開催されます。
会場は、ミズノが指定管理を行う 高槻市立総合スポーツセンター(大阪府)

本大会は日本ピックルボール協会の主催大会として実施され、
男女シングルス・男女ダブルスの4カテゴリーで 100名以上 の参加を見込んでいます。

観戦や初心者体験コーナーも設けられ、地域の方々が気軽にピックルボールに触れられる機会となります。
競技を通じて「地域スポーツ文化の発展」にも貢献するイベントとして注目されています。

📅 開催日:2025年12月20日(土)
📍 会場:高槻市立総合スポーツセンター
🎾 主催:一般社団法人日本ピックルボール協会
👥 参加人数:100名超(予定)
▶️ 大会詳細はこちら


■ ミズノ × 日本ピックルボール協会のコメント(要約)

◯ ミズノ株式会社 スポーツ施設事業部 担当者コメント

ピックルボールは誰でも楽しめるニュースポーツであり、
地域コミュニティの形成や健康増進にもつながると確信しています。
今回の協業を通じて、全国のミズノ施設を活用し、
ピックルボールが多世代に愛されるスポーツとなるよう取り組んでまいります。

◯ 一般社団法人日本ピックルボール協会 コメント

国内でも競技人口が急速に増加する中、
ミズノ様のような全国規模のパートナーとの連携は非常に心強いです。
体験・教育・競技の3軸から、より多くの人にピックルボールの魅力を届けていきます。


■ ピックルボールができるミズノ運営施設(例)

  • ミズノフットサルプラザ味スタ(東京都調布市)
  • ミズノスポーツプラザ京都伏見(京都府)
  • ミズノスポーツプラザ仙台泉(宮城県)
  • ミズノフットサルプラザ広島(広島県)
  • 高槻市立総合スポーツセンター(大阪府) ほか

(2025年10月時点・全国30施設)

これらの施設では、今後ピックルボール体験会やスクール、ミニ大会などの開催が予定されています。
イベント情報はミズノ公式サイトで順次公開予定です。
▶️ ミズノ ピックルボール特設ページ


■ 編集部コメント:スポーツメーカー連携が生む普及の波

ピックルボールはここ数年、自治体・教育機関・企業などによる導入が進み、
まさに「第二次ブーム」を迎えています。

これまでクラブ単位で広がっていた活動が、今回のミズノのような大手スポーツブランドとの連携により、
一気に全国レベルでの普及期へと突入しました。

特にミズノは“地域に根ざしたスポーツ推進”を掲げており、
ピックルボールを通じた健康・福祉・教育の連携にも期待が高まります。


■ 関連リンク


■ お問い合わせ先

ミズノお客様相談センター
TEL:0120-320-799


🏓 編集後記(ピックルボールナビより)

今回のパートナーシップは、日本のピックルボール普及において歴史的な一歩です。
全国のミズノ施設でピックルボールが日常的に楽しめるようになれば、
“どこでもできるスポーツ”としての魅力がさらに広がるでしょう。

ピックルボールナビでは今後も、最新の大会情報・体験会・新施設オープン情報を随時お届けしていきます。

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