ルール完全ガイド|ピックルボールの基本を10分でマスター

ピックルボールとは?

ピックルボールは、テニス・卓球・バドミントンの要素を融合したアメリカ発祥のラケットスポーツです。
バドミントンサイズのコートで、プラスチック製の穴あきボールを使ってプレーします。
シニアから子どもまで幅広い世代が楽しめる「生涯スポーツ」として、日本でも急速に普及中です。


基本ルール【まずはここだけ覚えればOK!】

1. コートサイズとネット

  • コート:6.1m × 13.4m(バドミントンコートとほぼ同じ)
  • ネット高さ:サイド91cm/中央86cm

2. 試合形式

  • **シングルス(1対1)ダブルス(2対2)**がある
  • ほとんどの試合はダブルスで行われる

3. 得点ルール

  • サーブ権があるチームだけ得点できる(ラリーポイント制ではない)
  • 11点先取・2点差以上で勝利(大会では15点・21点ルールもあり)

サーブの基本ルール

  1. アンダーハンドで打つ
    → ボールを腰より下で打たなければならない
  2. 斜め前のコートへ
    → テニス同様、対角のサービスエリアへ入れる
  3. ノーバウンドで打つ
    → サーブ時は必ずノーバウンドで打つ(ボレー禁止)

2バウンドルールって?

ピックルボール特有のルールとして**「2バウンドルール」**があります。

  • サーブ → 受け側は必ず1バウンドしてから打つ
  • 返球 → サーブ側も1バウンドしてから打つ
  • 以降はボレー(ノーバウンド)可

✅ 最初の2打は必ず地面にバウンドさせる必要がある、ということ!


キッチンルール(ノーバレーゾーン)

ネット前7フィート(約2.1m)のエリアは**「キッチン」**と呼ばれ、
この中ではノーバウンドで打つ(ボレー)ことが禁止されています。

  • バウンドしたボールはキッチン内から打ってOK
  • 体がキッチンに入ってのスマッシュは禁止

反則例(フォルト)

  • サーブがネットやアウト
  • 2バウンドルールを無視した打球
  • キッチン内でのボレー
  • ボールがコート外に出た

試合の流れ(ダブルス例)

  1. 0-0-2(スコアコール)から開始
  2. サーブ権を持つペアが交互にサーブ
  3. サーブ権が失われると相手チームに交代
  4. 11点・2点差以上で勝利

初心者が最初に覚えるべき3ポイント

  1. 2バウンドルールを守る
  2. キッチンに入らない
  3. サーブはアンダーハンドで対角に

まとめ|10分でルールは覚えられる!

ピックルボールは、ルールがシンプルで初心者でも数分でラリーが続くスポーツです。
体験会や動画解説を併用すれば、より理解が早まります。

👉 ルールを覚えたら、次は戦術やコツを身につけて楽しみましょう!


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