ピックルボールとは?
ピックルボールは、テニス・卓球・バドミントンの要素を融合したアメリカ発祥のラケットスポーツです。
バドミントンサイズのコートで、プラスチック製の穴あきボールを使ってプレーします。
シニアから子どもまで幅広い世代が楽しめる「生涯スポーツ」として、日本でも急速に普及中です。
基本ルール【まずはここだけ覚えればOK!】
1. コートサイズとネット
- コート:6.1m × 13.4m(バドミントンコートとほぼ同じ)
- ネット高さ:サイド91cm/中央86cm
2. 試合形式
- **シングルス(1対1)とダブルス(2対2)**がある
- ほとんどの試合はダブルスで行われる
3. 得点ルール
- サーブ権があるチームだけ得点できる(ラリーポイント制ではない)
- 11点先取・2点差以上で勝利(大会では15点・21点ルールもあり)
サーブの基本ルール
- アンダーハンドで打つ
→ ボールを腰より下で打たなければならない - 斜め前のコートへ
→ テニス同様、対角のサービスエリアへ入れる - ノーバウンドで打つ
→ サーブ時は必ずノーバウンドで打つ(ボレー禁止)
2バウンドルールって?
ピックルボール特有のルールとして**「2バウンドルール」**があります。
- サーブ → 受け側は必ず1バウンドしてから打つ
- 返球 → サーブ側も1バウンドしてから打つ
- 以降はボレー(ノーバウンド)可
✅ 最初の2打は必ず地面にバウンドさせる必要がある、ということ!
キッチンルール(ノーバレーゾーン)
ネット前7フィート(約2.1m)のエリアは**「キッチン」**と呼ばれ、
この中ではノーバウンドで打つ(ボレー)ことが禁止されています。
- バウンドしたボールはキッチン内から打ってOK
- 体がキッチンに入ってのスマッシュは禁止
反則例(フォルト)
- サーブがネットやアウト
- 2バウンドルールを無視した打球
- キッチン内でのボレー
- ボールがコート外に出た
試合の流れ(ダブルス例)
- 0-0-2(スコアコール)から開始
- サーブ権を持つペアが交互にサーブ
- サーブ権が失われると相手チームに交代
- 11点・2点差以上で勝利
初心者が最初に覚えるべき3ポイント
- 2バウンドルールを守る
- キッチンに入らない
- サーブはアンダーハンドで対角に
まとめ|10分でルールは覚えられる!
ピックルボールは、ルールがシンプルで初心者でも数分でラリーが続くスポーツです。
体験会や動画解説を併用すれば、より理解が早まります。
👉 ルールを覚えたら、次は戦術やコツを身につけて楽しみましょう!